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- 飛行機を使って旅行に行きたいけど、赤ちゃんと一緒なので不安
- 初めて赤ちゃんを飛行機に乗せるので、あらかじめいろいろ知っておきたい
- 実際に0歳児と旅行した人の実体験が知りたい
出産を終え、しばらく控えていたけど、そろそろ旅行に出てもいいよね・・・でも、0歳の赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るのって初めてで不安に感じる人も多いはず。
この記事では、実際に0歳と2歳を飛行機に乗せてディズニー旅行をした体験を踏まえ、赤ちゃんにも対応してくれるANAとJALのサービスを紹介します。
実は、ANA・JAL共に機内におむつ交換台があり、替えのおむつの準備や調乳の補助というサービスを受けれます。また、0歳児の機内での過ごし方は、事前に授乳することで終始おやすみモードで問題なく乗り切ることができました。
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ANA・JALに共通する赤ちゃんへのサービス
0歳児・赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る場合、様々な不安があると思います。
その1つに、ANAとJALどちらのサービスが優れているのかという疑問がありませんか?
ANAとJAL、どちらも赤ちゃんに対するサポート体制が整っています。
両者とも若干の違いはありますが、共通して受けれるサポートがこちらです。
- 病気が原因となる急なキャンセル
- 事前の座席指定
- ベビーカーは搭乗ゲートまで持ち込める
- 優先搭乗の利用
- おむつ交換台付きのトイレ
- 調乳サポート
- ベビーベッドの貸出
医師の診断書があればキャンセル料無料
「せっかく旅行の予約をしたのに赤ちゃんの体調が悪くなったらどうしよう」と心配していませんか?
実は、病気が原因でキャンセルをする場合、キャンセル料が無料になる場合があります。
ただし、キャンセル料が無料になるには医師の診断書が必要です。
赤ちゃん・子供の体調の変化はとても激しいです。
保育園や幼稚園で、他の家庭から何かを貰ってくることも多いです。
そして、子供が貰ってきたことをきっかけに、大人がダウンしてしまうなんてことも。
体調管理は第一ですが、どうしてものときはキャンセルをしましょう。
そして、しっかり診断書を貰っていればキャンセル料がかからないというのを覚えておきましょう。
事前の座席指定
特に赤ちゃんに限定した話ではありませんが、飛行機に乗る際には、事前に座席指定をすることができます。
既に予約済みの座席も見ることが出来るので、極力迷惑をかける可能性が少ない最後尾付近の座席を事前に指定しておくことをおすすめします。
また、JALの場合は、3歳未満が着席予定のシートには赤ちゃんマークが出るようになっています。
早い段階で座席指定をしておくことで、自分より後から予約をする人には「ここに赤ちゃんが座る予定ですよ」というのを知らせることができます。
そのため、JALであれば周囲には、ある程度状況を理解している人が多いという環境を作れるメリットがあります。
ベビーカーは搭乗ゲートまで持ち込める
ベビーカーを持参する場合、手荷物と一緒に預けることになります。
その後、空港内で使えるベビーカーを貸出してくれます。
このベビーカーは、機内に持ち込むことはできませんが、搭乗ゲートを通過するまでは利用できます。
そして、目的地に到着すると、また搭乗ゲート付近にベビーカーを準備してくれています。
発着空港で連絡をとりあい、ベビーカーを準備してくれているのです。
到着して、手荷物を受け取るまでの短い間ですが、ベビーカーがあると楽ちんです。
優先搭乗でスムーズな乗り込み
飛行機を利用したことがある方は「優先搭乗のご案内です」というアナウンスを聞いたことがあると思います。
「小さなお子様連れのお客様は」とアナウンスがあるように、赤ちゃんと乗る場合は優先搭乗を利用することができます。
ただし、優先搭乗は一般搭乗より先に案内されるため、搭乗時刻より早めに搭乗ゲートに到着していないと恩恵を受けることができません。
一般搭乗の最中に割り込んで搭乗することはできません。
搭乗前にいろいろと準備も必要なので、かなり余裕を持って搭乗ゲート前に到着することをおすすめします。
機内でも充実したサポートを受けれる
機内に入ってからは、CAさんのサポートを受けながら、赤ちゃんとの空の旅を過ごすことができます。
機内にはおむつ交換台付きトイレがある
機内でのおむつ交換を避けようと、事前におむつ交換を済ませて搭乗する方が多いと思います。
事前に交換しておいたものの、急な爆発をするのが0歳児というもの。
どうしよう!と焦るかもしれませんが、機内にはおむつ交換台の付いたトイレがあります。
とても快適な環境とは言えませんが、無いよりはマシです。
気流の変化により、急に揺れる可能性があるので、十分注意しておむつ交換を行いましょう。
また、万が一オムツを忘れてしまった・手荷物として預けてしまったという場合は
ANA・JAL共にメリーズのM・Lサイズであれば若干数の準備があるのを知っておくと便利です。
調乳をしてもらえる
機内ではコンソメスープやコーヒーの提供があるので、お湯の準備もあります。
そのお湯を使って、機内でのミルクの作成をサポートしてもらえます。
授乳のタイミングが、上空になってしまう場合もあると思います。
そんなときは、1人で悩まずに、近くのCAさんにサポートをお願いすることをおすすめします。
事前予約でベビーベッド・チャイルドシートの貸出がある
ANA・JAL共に事前予約することで、ANAはベビーベッドが、JALはチャイルドシートの貸出が可能です。
詳細は、ANA・JALの公式ページをご確認ください。
注意点としては、JALでチャイルドシートを希望する場合は、3歳未満であっても座席の確保が必要になります。
膝上での搭乗の場合、チャイルドシートは利用できません。
JAL独自の赤ちゃん向けサービス
ここでは、JALにしかない赤ちゃん向けのサービスを紹介します。
JALは赤ちゃんとの空の旅をわかりやすく解説するページを設けていて、とても親切に説明しています。
そこには、「急なキャンセルでも診断書があればキャンセル料無料」や「機内での注意点」なども詳しく書かれています。
【公式】ママパパも赤ちゃんも安心!JALのお出かけサポート(国内線)
ベビーと楽しむそらたびBOOK
JALでは、「ベビーと楽しむそらたびBOOK」というオリジナルの冊子を提供しています。
こちらは、機内で受けれるサービスの一覧や機内で赤ちゃんと快適に過ごすための注意点などを、イラストを交えて詳しく解説しています。
また、泣き止まないときの対処法や、空の旅を楽しく過ごす方法なども書かれていて、意外と参考になります。
事前にこちらから中身を見ることが出来るので、搭乗前に目を通しておくと良いですね。
スペシャルアシスタンスカウンター
赤ちゃん連れの家族専用ではありませんが、様々な手助けを必要とする方々に向けて、JALでは「スペシャルアシスタンスカウンター」という搭乗手続きが出来る場所を設置している空港があります。
基本的には空いているので、とてもスムーズにサービスを受けることができます。
ここでは、搭乗手続きはもちろんのこと、持参したベビーカーを預けたり、空港内で使えるベビーカーを借りたりすることができます。
手荷物預かりは自動で行うことが多くなりましたが、ベビーカーは大型の荷物になります。ベビーカーを預けると同時に代替品を貸し出してくれるのは、非常にありがたいサービスです。
このスペシャルアシスタンスカウンターは全空港に設置されていません。
存在しない空港では、有人カウンターの利用をおすすめします。
JAL スペシャルアシスタンスカウンターがある空港
- 釧路
- 札幌(新千歳)
- 羽田
- 成田
- 名古屋(中部)
- 伊丹
- 関西
- 広島
- 徳島
- 福岡
- 熊本
- 沖縄(那覇)
ANA独自の赤ちゃん向けサービス
ここでは、ANAにしかない赤ちゃん向けのサービスを紹介します。
JALとは違い、独自ページの用意はないものの、目を引くサービスがあります。
3種のベビーカー貸し出しサービス
ANAもJALと同様にベビーカーの貸し出しサービスがあるのですが、なんと3種のカートから選ぶことができます。
- カート
- カート(対面式)
- 折りたたみ式のダブルタイヤ・4輪カート
基本的に貸し出されるベビーカーは、渡されたものを使うということがほとんどだと思います。
ANAであれば、対面のものを選んだり、軽量で動きやすい折りたたみ式を選ぶことができます。
羽田第2ターミナル限定・電動カート
羽田空港の第2ターミナル限定ではありますが、長距離の歩行をサポートしてくれる電動カートを利用することができます。
足に怪我をしているときや、妊娠中、子供との長距離移動が大変なときは活躍してくれます。
ただ、問題点がいくつかあります。
- 羽田空港の第2ターミナル限定のサービス
- 乗客としては2名しか乗れない
- いざ乗ると、周囲からの注目の視線がすごい
このデメリットを理解した上で利用することをおすすめします。
ただ、この電動カートはANA利用者以外でも利用することができるとのことなので、羽田空港第2ターミナルを利用する方は覚えておくと便利かもしれません。
実際に0歳児とJALを利用した感想
熊本からディズニー旅行をする際に、JALパックのディズニー旅行を利用しました。
0歳児を連れての旅行に不安があり、いろいろと事前準備をしていきましたが、全く問題なく空の旅を過ごすことができました。
座席予約で最後列に近い場所を確保
航空券を確保した時点で、すぐに座席の予約をしました。
可能であれば最後列が望ましいですが、既に予約済みでしたので、近い場所を予約しました。
機体によってトイレの位置は様々ですが、多くの場合、機体中央と最後尾にトイレが配置されています。
そのため、赤ちゃんに予定外のオムツ爆発があっても、最後列付近であればすぐに駆け込めます。
また、JALであれば座席予約を済ませた時点で、赤ちゃんマークが表示されます。
早めに座席予約をしておくと、周囲も赤ちゃんの存在を知った状態で予約することになるので、こちらも安心です。
スペシャルアシスタンスカウンターは丁寧で便利
熊本・羽田の両方でスペシャルアシスタンスカウンターを利用させていただきました。
熊本は通常の有人カウンターの横にスペシャルアシスタンスカウンターがあります。
羽田のスペシャルアシスタンスカウンターは、人数的にも空間的にもかなりの余裕がありました。
そこでは、手荷物とベビーカーを預けると同時に、空港内で使えるベビーカーを貸し出していただいたので、スムーズに行動することができてよかったです。
事前準備・授乳のタイミングを合わせよう
搭乗前におむつ交換はもちろんですが、搭乗開始直前に授乳が出来るようタイミングを調整しました。
人によっては「耳抜きのために機内で授乳したほうがいい」という意見もありますが、我が家は「満腹になって機内で爆睡してほしい」という方向にかじを切りました。
作戦が功を奏し、90分~120分近いフライトでしたが、終始すやすやもーどで大きな問題もなく空の旅を楽しめました。
優先搭乗は確実に利用しよう
搭乗時刻は、出発時刻の約15分前から開始されていると思います。
当然ですが、優先搭乗はそれよりも前から行われます。
そのため、優先搭乗を利用するのであれば、出発時刻の30分前には搭乗ゲート付近で待機することをおすすめします。
その前に授乳やオムツ替えと考えると、結構タイトなスケジュール管理になってしまいます。
慣れないことではありますが、スムーズに動けるように心がけましょう。
イヤーマフは使わなかった
ブログやSNSで「飛行機に赤ちゃんを乗せるならイヤーマフ必須」のような情報を多く目にしました。
確かに機内はとても大きな音が鳴っていますが、赤ちゃんにイヤーマフが本当に必要かどうか疑問に思っていました。
念には念をということで、一応購入して持っていきましたが、使うことはありませんでした。
使わなかった理由としては
- 赤ちゃんが音を嫌がる様子がなかった
- むしろ、慣れないイヤーマフをつけることが嫌そうだった
- イヤーマフがあるせいで、赤ちゃんが好みのポジションをとれない
この3点です。
搭乗前に授乳のタイミングを合わせたことで、機内では熟睡でしたので、イヤーマフはなくても良かったのかなと思っています。
事前に知っておけばよかったと思ったこと
初めての赤ちゃんとの旅行だったので、ある程度調べていたつもりでした。
しかし、実際に旅行してみると、準備不足だと思うようなポイントがいくつかありました。
ベビーベッド・チャイルドシートの予約
ANAであればベビーベッド、JALならチャイルドシートの利用が可能です。
これは、当日申請では難しいため、事前予約のサービスです。
また、それぞれの航空会社によって利用するには条件や制限がかかってきます。
ANAでベビーベッドを利用する場合
- ベビーベッド自体は無料で利用できる
- 事前予約が必要
- ベビーベッドは壁に取り付けるため、座席指定時に注意が必要
JALでチャイルドシートを利用する場合
- チャイルドシート自体は無料で利用できる
- 事前予約が必要
- チャイルドシート用の座席が必要になるので、3歳未満でも運賃がかかる
空港内の施設の場所
空港内で使えるベビーカーのレンタルはスムーズにできましたが、おむつ交換や授乳室などはその都度探していました。
フロアマップなどを紙で手に入れられると便利なのかもしれませんが、最近はすべてネットで検索が出来る時代です。
最低限、知っておくと便利なエリアは以下の2つ。
- 出発空港内にある授乳室
- 到着空港・到着ロビーを出て最寄りの授乳室
搭乗ゲート付近の情報も知っておくと便利ですが、利用する便や当日の都合で搭乗ゲートは変更になる可能性があります。
空港に着いて授乳という流れを考えると、空港内の授乳室の場所を事前に知っておくと便利です。
ネット・SNSで学んだけど微妙だったもの
初めて赤ちゃんと飛行機に乗るので、事前に情報収集をしましたが、微妙だった情報も結構多いです。
あまり気にする必要がなかったと感じた情報はこちら。
- イヤーマフの必要性
- 耳抜き対策
- 機内で赤ちゃんの気を紛らわすおもちゃ
イヤーマフに関しては、先ほどお伝えしましたが、あまり必要性を感じませんでした。
どうしても必要なアイテムであれば、ANAやJAL側が貸出サービスを行っていても不思議ではありません。
そういったサービスがないことを考えると、イヤーマフに対して過剰になる必要はなさそうです。
耳抜き対策として、機内での授乳や水分補給を促す情報が結構ありました。
しかし、授乳や水分補給で本当に耳抜きができているかどうかは、赤ちゃん本人にしかわかりません。
そもそも、耳抜きができなくて不機嫌になっているかもわからないです。
あくまで可能性として考えておく程度でいいかもしれません。
おもちゃに関しても、大好きなおもちゃを用意する・新しい気の引くおもちゃを用意するなどの意見があります。
こちらも、おもちゃを楽しんでくれるのは僅かな時間です。
機内での時間、ずっと特定のおもちゃで遊んでくれるわけではないので、あまり気にしないでいいと思います。
心配しすぎなくても大丈夫
「初めてだから」と、0歳児の赤ちゃんとの旅行に身構えていましたが、いざ行ってしまうと大きな問題はありませんでした。
授乳のタイミングやおむつ交換など、普通の旅行では気にしないでよいことを考えなければいけない大変さはあります。
しかし、それを乗り越えることは最高な思い出の1ページにもなります。
事前準備をしっかりして、いざというときはCAさんにサポートをお願いしながら、快適な空の旅を赤ちゃんと過ごしましょう。
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